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最終更新日2024/03/25

第9回
「目に負担をかけずにパソコンやスマートフォンを見る方法」

監修:
医療法人社団 済安堂 お茶の水・井上眼科クリニック副院長 山上明子 先生

NMOSDでは、ぼやける、何となく暗い、まぶしいなどの目の症状がよくみられます。日常的にパソコンやスマートフォンを使っている人は多いと思いますが、ディスプレイ画面を長時間見続けると目が疲れやすくなります1)。周囲の環境を整えたり、画面の設定を変えることで、眼精疲労を軽減したり、より見やすくすることができます。また、パソコンやスマートフォンの使用時間が長くならないようにしたり、こまめに休息をとったりするなど、目の疲れをためないように配慮することが重要です。

環境設定
  • ディスプレイ画面に光が映り込まないように、ブラインドやカーテンをかける
  • ディスプレイに反射防止用フィルムを貼る
  • 画面が周囲よりも明るく感じる場合は、周囲の明るさを調整する
画面設定
  • 白黒反転表示やモニターのコントラストを上げる
  • 画面に表示される文字を見やすいサイズに拡大する
1)
公益社団法人 日本眼科医会. 目についての健康情報. パソコンと目 https://www.gankaikai.or.jp/health/42/(閲覧日:2024/02/05)