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おすすめのリハビリテーション
最終更新日2020/11/10
NMOSD患者さんには、体力や筋力の低下を防ぐため積極的に体を動かすことが勧められています。ただし、がんばり過ぎは逆効果。自分のペースで、回数や秒数にこだわらず、疲れを感じたら終了してください。ウートフ現象*に気をつけて行いましょう。
- *
- ウートフ現象:体温の上昇に伴って、一時的に神経症状が生じたり悪化したりすること
- 監修:
- 医療法人セレス さっぽろ神経内科病院
理事長・院長 深澤俊行 先生
第3回「柔軟体操 - 腕の運動」
腕の上下運動(上下10秒ずつ×3回)

- ❶いすに座り、まずは両腕を前から上げて胸を反らし、10秒間伸ばします。
- ❷今度は背中を伸ばしたまま、上げた両腕を床まで下げて10秒間伸ばします。
※ ①~②で1回として、これを3回行いましょう。
※ 痛みを伴わない無理のない範囲で行ってください。
腕を後ろに伸ばす(30秒×1回)

- ●いすに座り両手を後ろに組んで、両腕を30秒間伸ばします。
※ 痛みを伴わない無理のない範囲で行ってください。
深澤俊行編. やさしい多発性硬化症の自己管理 改訂版 -よりよい毎日を過ごすためのQ&A-.
株式会社医薬ジャーナル社. 2016. p.68 改変
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- 第1回「肩の筋肉」
- 第2回「ももの筋肉、ももの後ろの筋肉」
- 第3回「柔軟体操 - 腕の運動」
- 第4回「おなかと手の筋肉」
- 第5回「股関節の付け根の筋肉」