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おすすめのリハビリテーション

最終更新日2022/04/05


NMOSD患者さんには、体力や筋力の低下を防ぐため積極的に体を動かすことが勧められています。ただし、がんばり過ぎは逆効果。自分のペースで、回数や秒数にこだわらず、疲れを感じたら終了してください。ウートフ現象に気をつけて行いましょう。

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ウートフ現象:体温の上昇に伴って、一時的に神経症状が生じたり悪化したりすること
監修:
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院
理事長 深澤俊行 先生

第1回「肩の筋肉」

肩を上げる筋肉(5回)
  1. 立った姿勢で、まず両腕を前から円を描くように、5秒かけてゆっくりと上げていきます。
  2. 今度は、上げた両腕を5秒かけてゆっくりと下げ、最初の位置に戻します。

※ ①~②で1回として、これを5回、痛みを伴わない無理のない範囲で行いましょう。

肩の外の筋肉(5回)
  1. 立った姿勢で、まず両腕を横から円を描くように、5秒かけてゆっくりと上げていきます。
  2. 今度は、上げた両腕を5秒かけてゆっくりと下げ、最初の位置に戻します。

※ ①~②で1回として、これを5回、痛みを伴わない無理のない範囲で行いましょう。

深澤俊行編. やさしい多発性硬化症の自己管理 改訂版 -よりよい毎日を過ごすためのQ&A-.
株式会社医薬ジャーナル社. 2016. p.76,77 改変