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NMOSDと生きる

NMOSDという病気のこと、病気や治療との向き合い方などをご紹介します。


Vol.1この症状、これからどうなるの?視神経脊髄炎スペクトラム障害の経過について

監修:
東北医科薬科大学 医学部
老年神経内科学教室 教授 中島一郎 先生

視神経脊髄炎スペクトラム障害(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders: NMOSD)と診断され、再発予防の治療を続けていても、「この先どうなるのだろう」などと不安な気持ちをかかえている方もいらっしゃることと思います。
NMOSDはどのような経過をたどる病気なのでしょうか?
2回シリーズでNMOSDの経過についてご紹介いたします。

第2回
「NMOSDの寛解期と過ごし方について」

NMOSDでは、急性期の治療を終えると、症状が落ち着いてくる時期がやってきます。その時期を「寛解期」といいます。発作時の症状の程度によっては、後遺症が残っている方もいらっしゃることでしょう。この寛解期に病気が進行することはまれですが、再発が起こると、初発時よりも後遺症が残りやすいといわれていますので、これから先も今の生活を守るためには、適切な治療で再発を防ぎ、寛解期を継続させることが大切です。

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第1回
「NMOSDの進行と急性期について」

NMOSDは発症後、「再発」を繰り返す病気です。個人差はありますが、再発予防のための治療をしないでいると、1年に1~1.5回の頻度で再発してしまう場合もあります。再発していないときに病状が進行することはほとんどありませんが、再発する度に後遺症が残って、障害度が増していくと考えられています。また、再発が起こると、初めて発症した時(初発)よりも後遺症が残りやすいといわれています。そのためNMOSDでは、再発を予防する治療がとても重要になってきます。

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