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NMOSDと生きる

NMOSDという病気のこと、病気や治療との向き合い方などをご紹介いたします。


Vol.10患者さんと医療者の新たなコミュニケーション「SDM」について

監修:
埼玉医科大学総合医療センター 脳神経内科 客員教授
日本赤十字社 八戸赤十字病院 MS/NMOSD 専門外来担当
医療法人北祐会 北海道脳神経内科病院 顧問
市立根室病院 内科・脳神経内科 医長
深浦彦彰 先生

視神経脊髄炎スペクトラム障害(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders: NMOSD)治療にはいくつかの選択肢があります。しかし、複数の選択肢の中から自分に適した治療を選ぶのは、簡単なことではありません。

2回シリーズで、患者さんと医療者が一緒に治療方針を決める意思決定のプロセス「シェアード・ディシジョン・メイキング(Shared Decision Making:SDM)」について深浦先生に解説していただきます。

第2回
「医療者と一緒に治療方針を見つけていこう」

従来、医療現場で行われる意思決定は、医療者がその患者さんにとって最も良いと考える治療方針を提示し、患者さんがそれを受け入れるパターンが主流でした。あるいは、医療者が必要な医療情報を患者さんに提供し、それをもとに患者さんが自分で治療を選択する方法もあります。これらに対してSDMは、医療者が決めるのでも患者さんが決めるのでもなく、患者さんと医療者が一緒に意思決定を行うことが特徴です。

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第1回
「あなたの治療方針を決めるのは誰ですか?」

あなたの治療方針を決めるのは誰ですか?
患者さんと主治医が一緒に治療方針を決定していくSDMで、自分の治療方針の決定に、あなたも関わってみませんか…

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