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NMOSDと生きる

NMOSDという病気のこと、病気や治療との向き合い方などをご紹介いたします。


Vol.9症状が落ち着いていても、通院は必要?定期受診の重要性について

監修:
医療法人社団 済安堂 お茶の水・井上眼科クリニック
副院長 山上明子 先生

視神経脊髄炎スペクトラム障害(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders: NMOSD)の症状が落ち着き、仕事や家事、育児と忙しい毎日を過ごしていると、定期的な通院を負担に感じることがあるかもしれません。しかし、症状がなくても定期的な受診で副作用や再発の確認をしながら治療を継続し、再発を抑えることが大切です。また、NMOSDでよくみられる視神経炎は視力低下や視野欠損などの目の症状が出るため1)、眼科での検査も重要です。
2回シリーズで、定期受診の重要性や検査の内容について、眼科医の山上先生に解説していただきます。

1)
特定非営利活動法人MS キャビン. 視神経脊髄炎完全ブック第1版. 2018, p20-21.

第2回
「脳神経内科と眼科での検査」

検査としては血液検査やMRI検査など、脳神経内科(神経内科)で行う検査のほか、治療薬によっては治療中の感染症の有無を調べるために、胸部X線検査・胸部CT検査を行うこともあります。

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第1回
「定期受診の重要性」

NMOSDの治療は長期にわたることが多く、再発がないかどうか、治療薬による副作用が出ていないかどうかを確認するために、症状が出ていなくても定期的に医師の診察を受ける必要があります。

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