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NMOSDと生きる

NMOSDという病気のこと、病気や治療との向き合い方などをご紹介します。


Vol.3情報を上手に選び取るためにヘルスリテラシーのすすめ

監修:
新潟大学大学院 医歯学総合研究科
総合医学教育センター
新潟大学医歯学総合病院・脳研究所 脳神経内科准教授 河内泉 先生

視神経脊髄炎スペクトラム障害(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders: NMOSD)は長い経過をたどる病気であり、うまく付き合っていくには病気を知ることが大切です。病気を理解するためにどのように情報を集め、その中から信頼できる情報をどう選び取っていけば良いのでしょうか。
病気の情報を調べる際に気をつけるべきことについてみていきましょう。
2回シリーズで情報の入手についてご紹介いたします。

第2回
「ヘルスリテラシーを高めNMOSDの正しい情報を選択」

医療は日々進歩しており、検査や治療法も変化しています。NMOSDの場合、疾患の概念が提唱されたのは2015年のことで、2004年にアクアポリン4抗体(AQP4抗体)が発見される前は、日本ではNMOSDは多発性硬化症(MS)の一病型と考えられていました)。

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第1回
「ヘルスリテラシーとは、情報を入手し活用する力」

新聞やテレビ、インターネット、本など、医療情報を入手する方法はさまざまです。特にインターネットを使えば、たくさんの情報を簡単に、しかも短時間で集めることができます。しかしNMOSDの情報は入手しづらく、特に患者さん向けにわかりやすく解説されたものは少ないと感じている方も多いでしょう。

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