視神経脊髄炎(NMOSD)の情報を提供し、患者さんと家族の
思いを未来へつなぐサイト
提供:中外製薬株式会社
- 診断するために、どのような検査が必要ですか?
- どのように診断するのでしょうか?
- 視神経脊髄炎(NMOSD)はどのように治療しますか?
- 日常生活で注意することはありますか?
- どこで治療を受けられますか?
最終更新日2020/09/01
日常生活で注意することはありますか?
- 【監修】
- 東北医科薬科大学 医学部 脳神経内科学
教授 中島 一郎 先生
良好な体調を保つために注意したいこと
日々の体調を整えることが大切です。免疫バランスを良好に保つようにしましょう。
● 感染症・予防接種
かぜやインフルエンザなど感染症は再発の一因となることがあります。予防を徹底し、少し体調が悪いと感じたら早期治療を心がけてください。また、治療中の薬によっては生ワクチンによる予防接種ができないこともあります。必ず医師に相談し、指示に従ってください。
● 疲労・ストレス
疲労やストレスが免疫バランスに影響をおよぼすことがあります。再発に直接つながるわけではありませんが、体調をよりよく管理するためにも、疲労やストレスは避けるようにしましょう。
食事は、バランスよく摂取しましょう
避ける必要がある食材は特にありません。
カフェインやアルコールも摂取して問題ありません(ただし控えめに)。
- ※使用する薬によって制限がある場合があります。
- ※鍋物など体温が上がる食事、調理中の加熱作業によるウートフ現象に注意してください。
適度な運動を取り入れましょう
筋力低下によって障害が進むことがあります。体力維持のためにも、急性期、回復期、寛解期、それぞれに応じたリハビリテーションを、医療従事者の指示にそって取り入れてみましょう。